アムステルダム旅行記
   8月6日(火) デン・ハーグ観光
 
 今朝も部屋でコーヒーを沸かして、昨日買ってきたパンにチーズや
バターをぬって食べたよ。美味しかった。オレンジも美味しかった。
 さあ、今日はデン・ハーグ観光の日。また列車の旅なんだ。
で、アムステルダム中央駅までトラムで行った。
 中央駅で、まずはデン・ハーグまでの切符をいつものチケット売り場で
購入。日帰りの切符、一人15.10ユーロだった。
 デン・ハーグも、セントラル駅(中央駅)とHS駅があったので、今日は
列車を調べ、デン・ハーグ中央駅行きの列車に乗った。約50分の短い区間
だけど、頻繁に出てた。
 乗り込むと、そんなに混んではなかった。この列車はホントに通勤用
だね。ビジネスマンばかりだった。携帯で話をしている人もいたし。
アムステルダム中央駅ではがらがらだったけど、徐々に増えて、満席
では無かったけど、そこそこの乗客数だったよ。
 
 デン・ハーグ中央駅のホーム
  暗くて見えないかな?
  雰囲気でもわかってほしい
 
 
 デン・ハーグ中央駅の
  建物の内部
  天井が高く明るかった
 
 さて、駅に着いたらこの駅の建物内にある観光案内所に行って、
バスとトラムの乗り放題の券を買った。一人、5.5ユーロだった。
 デン・ハーグ観光は奥さん担当で、ポチはついて行くという感じで
楽だったなあ。
 まずは、スヘーフェニンゲンというところまで行って、海、北海を
見ようということに。そこで、スヘーフェニンゲンまでのバスに乗る
ことに・・・
 あ、そうそう、ここでも、両替した。この駅の建物内に銀行の窓口
があり、両替もやっていたので。$300ユーロに替えたらレートは、
0.872120だった。あ、空港の銀行よりレートが悪いなあ。
あ、でも手数料が7.85ユーロと、空港の銀行の半額以下だ。うーん、
どこが一番いいのかわからないなあ。
 
 デン・ハーグ中央駅の
  バス乗り場
 
 バスでスヘーフェニンゲンまで20分くらいだったかな。バスの終点
だからわかりやすかった。いや、ホントは終点の一つ前が一番、海に
近かったらしく皆さん降りちゃったけど、まあ、そう離れてはいなく
問題は無かった。
 バスの終点から、海のほうに歩いていくと、建物の間の小道を通って
海に出た。北海だあ!
 このスヘーフェニンゲンは歴史のあるリゾート地らしい。
 
 スヘーフェニンゲンの浜辺
  遠くに塔みたいなものが
  初めての北海、かな?
  
 浜辺の風景
  家族、仲間で
  くつろいでるんだね
 
 
 浜辺にはレストラン
  未だ朝の11時前だったのに
  お客さんは多かった
 
 さて、浜辺を歩いて、海の先に突き出ているピアへ行ってみることに。
 
 このレストランは
  未だ空いているね
  子供の遊び場もあるんだ
 
 砂場?
  立派な砂の像が
  作られていたよ
 
 あの突き出ているピアに着いた。そこは一人1ユーロの入場料で
入れた。ピアは2階建てで、1階はおみやげ物屋さんが並んでて
クーラーが効いてたなあ。2階は板張りの屋根の無い通りで見晴らし
がよかったよ。ポチ達は2階を歩いて、先端まで歩いてみた。
 
 ピアに入ってすぐの浜辺
  カラフルな傘付マットが
  沢山並んでいたよ
 
 反対側の浜辺の写真
  旗がなびいてる建物は
  クールハウスというホテル
 
 
 ピアの先の方からの浜辺
  いやあ、リゾート地だねえ
 
 
 ピアの先端からの建物
  ずいぶん歩いたんだなあ
 
 塔のあるところから
  ピアの先端にある
  レストランを
 
 あ、この塔は
  バンジージャンプ
  のためのものだったんだ
  危ない危ない
 
 帰りはピアの1階の通りを
  お店を見ながら歩いた
 
 喉が渇いていたので、ピアの建物の出口で、缶ジュースを飲んで、
外に出た。いやあ、暑い・・・
 浜辺から、建物のわきを通って、大通り、トラムが走ってるし、
ポチ達がデン・ハーグ中央駅から乗ってきたバスも通ってる大通りに
出た。
 
 あ、大通りの一角に
  和食のレストランがあった
  水車屋?
 
 街並みの上に
  クールハウスの旗が
  ちょっと白っぽくなったね
 
 大通りのトラムの駅
  若いこのグループが
  待ってた
  あ、奥にはカジノが見える
 
 そこからトラムに乗って、マドローダムへ行った。
 
 マドローダムの
  トラムの駅で
 
 マドローダムの
  入り口の建物
 
 そうそう、マドローダムの入場券を買う窓口の列に並んで待ってた
ところ、「ちょっと、ここで待っててくださいね」という日本語が
聞こえてきたので、振り向くと、数人のお年寄りのグループがいて
ツーリストの方なのか、女性が窓口の係りの人のところへ歩いて行ってた。
 今日、初めての日本人だ。そうそう入場料は一人11ユーロだった。
 マドローダムは、ミニチュアシティ。オランダ国内にある代表的な
建造物を25分の1に縮小した模型が、約2千坪の敷地一杯に展示され
ているんだ。しかも、列車や船はちゃんと動いている・・・
 あ、マドローダムのURLは http://www.madurodam.nl/ です。
 
 ミニチュアシティ
  大きさが変だってことは
  わかるよね?
 
 
 サッカー場
  いやあ、細かいねえ
  沢山の観客まで!
  マドローダム・サッカー場
 
 
 お化けカラス!
  ホントは木の方の
  サイズが小さいんだけどね
 
 やっぱり風車もあった
 
 あ、スキポール空港も
  
 デン・ハーグにある平和宮
  アメリカの鉄鋼王の
  カーネギーの寄付だって
  あのカーネギーホールの人?
  
 アムステルダムのダム広場
  これはもうポチ達も
  おなじみの場所
 
 あれ、この塔はなんだろう
 
 これはアムステルダムの
  レンブラント広場と
  ムント塔だね
 
 デン・ハーグにある
  ビネンホフ
 
 
 ビネンホフの
  ホフフェイファの池
 
 これで、マドローダムの見物を終わりにした。
 
 あ、出入り口に
  ガリバーがいた
 
 で、またトラムに乗って、今度はマウリッツハイス美術館とビネンホフ
へ行くことに。
 
 スヘーフェニンゲンへのトラム
  浜辺に行くんだろうね
  かなり混んでたよ
 
 と、思ったけど、そこを走るトラムは系統が違った。そこで一旦
デン・ハーグ中央駅にトラムで戻り、別のトラムに乗り換えて、
Spuiという駅まで行った。
 そこから少し歩いて行くと、ビネンホフの入り口があり、入ると
ビネンホフの中庭にでた。そこには、ビネンホフの騎士の館という、
今はオランダの国会議事堂として使われている一番古い建物があった。
ビネンホフには、他に総理府、外務省も入っているとのこと。
 
 騎士の館  
 
 そこを通り過ぎてビネンホフを通り抜けた。
 
 ビネンホフの
  中庭から出てきたところ
 
 あ、こっちの方向に
  ホフフェイファの池
  があるんだ
 
 そうそう、その一角にマウリッツハイス美術館があったよ。
入場料は一人7ユーロだった。マウリッツハイス美術館のURLは・・・
  http://www.mauritshuis.nl/english/
 ここは、レンブラント、ルーベンスの絵もあったが、やっぱり一番
印象に残ったのはフェルメールの青いターバンの少女だったなあ。
  フェルメール   Girl with a pearl earring
それに、透き通るような青のリボンが目に付いた、次の絵も。
  Willem van Aelst Flower still life with a watch 
 
 マウリッツハイス美術館

 美術館を出ると、ホフフェイファの池の方へ周ってみた。
 

 ホフフェイファの池
  ちょっと逆光だけど
  わかるかな?
 
 
 向かい側に行って
  もう1枚
 
 木立の間からの
  ホフフェイファの池と
  ビネンホフ
 
 
 噴水も入れて撮影
 
 さて、これでビネンホフ観光は終わりにして・・・
 
 近くのとおりの風景  
 
 遠くから、もう1枚
  ホフフェイファの池と
  ビネンホフを

 この通りでまたトラムに乗って、今度はパノラマ・メスタグへ向かった。
トラムで二つか三つ目の駅で降りた。
 でも、うーん、大体の方向はわかるんだけど、自信は無かったけど、
ま、歩いていってみよう、ということに。
 途中に、小さな広場があって像が立っていた。今、確認すると
1813年広場というらしい。
 

 1813年広場の像
 
 その広場を左折して、静かな通りに入って、ちょっと心配だったけど
しばらくして、更に左折して、しばらく歩くと、あったあった、
パノラマ・メスタグが!
 入場料は一人4ユーロだった。
 
 パノラマ・メスタグ
  の入り口
 
 ここは世界最大のパノラマ風景画で有名なところらしい。
キャンパスの高さは15m、周囲は113mもあるとのこと。絵を描いたのは
オランダの画家、メスタグ、1880年代の漁村スヘーフェニンゲンを
描いたもの。いやあ、ホントにリアルな絵だったよ。
 さあ、これでデン・ハーグの観光は終わりにすることに・・・
もうとっくにお昼も過ぎてるから、お腹が空いた・・・
 でも、まずは、デン・ハーグ中央駅に行って、帰りの列車を確認
することに。
 デン・ハーグ中央駅に着いてアムステルダム行きの列車を確認すると
結構な本数はあるみたいだった。安心して、さあ、食事を、ということ
になり、確か駅前にスープ・ヌードルとかお寿司のお店があったので
そこに行ったら・・・ヌードルは東南アジアのものだし、しかもそこは
お持ち帰りのお店だったのでやめた。
 で、駅構内にまた戻って、さあ、どこに行こうかと考えてたら
構内に売店があって、美味しそうなビールがあった。また、コロッケの
自販機もあって、一度食べたいと思っていたので、そこで昼食を
取る事に。
 立って食べるテーブルもいくつかあり、その一つのテーブルが空いて
いたので、そこを確保。まずは、ビール・・・ビールは缶ビールだった
けど、大きさが大と小があるということだったので、大を頼んだら、
大きな缶だった。日本の500ccの缶よりはかなり大きく、700ccぐらいの
缶だった。
 それから、コロッケの自販機の所に行って・・・いやあ、いろんな
種類があって迷ったけど、2種類入っているのがあったので、それを。
お金を入れて取り出したら、熱かった。自販機は暖めた状態で保管
してるんだね。
 で、テーブルで、二人でコロッケをつまみながら、ビールを飲んだよ。
あ、コロッケというより、さつま揚げのような感じだったよ。ポチ達が
選んだのは。
 いやあ、ずいぶん歩いたので喉が渇いていて、ビールが美味しかったよ。
コロッケもホントに美味しかった。ま、お腹が空いていたこともあるけど。
ビールは1本では足りず、また、缶ビールの大を買ってきて飲んだ。
 結構、まわったなあ、アルコールが・・・ で、もう少し時間があった
ので駅構内にあるコンビニみたいなところで、おつまみ類を沢山買った。
酔いの勢いもあって・・・
 で、列車に乗ってアムステルダムに戻ることに。
 
 デン・ハーグ中央駅の
  プラットフォーム
 
 
 アムステルダム中央駅に着いたら、前に行ったジェネバーの専門店
にもう一度行って、ついにジェネバーを買った。レストランでジェネバー
を飲んで、とんでもないお酒では無い事がわかったし、今日、買って
おかないと、帰りのトランクに安全に入れられないので・・・
 お店の人の話を聞きながら、ヤング・ジェネバーとオールド・ジェネバー
を一本ずつ購入したよ。あれ、値段はわからなくなったけど、1本、
10数ユーロで安かった。
 もうかなりの荷物になったので、帰ることに・・・トラムでホテルへ。
 部屋で一服して、荷物の整理を始めたよ。トランク二つできたけど
持ってきたバックも使って、預ける荷物を三つにした。割れ物は
ホントは入れてはいけないんだけど、ジェネバー2本と、JALのラウンジ
で獲得した日本酒とかワインの小瓶4本は何とかトランクの中に入れよう
と工夫したよ。そうそう、それにチューリップの球根も、しっかり
梱包しておかないと危険だから新聞紙で包装し、トランクの中に詰めた。
 まあ、何とかなりそうという目途もたったので、夕食に行こうという
ことになり、さてどこへ行こうかと相談したら、やっぱり、もう一度
「あん」に行って、「あん」のお刺身やお寿司を食べようということに
なった。
 例によってトラムでウエテリング広場まで行って、そこから歩いて
「あん」へ。
 
 ウエテリング広場の
  近くの公園の綺麗な花
  何度も撮ってるなあ
 
 
 「あん」では、今回はよく食べたよ。刺身3種の盛り合わせ、あ、3種
は選べたので、サーモン、ヒラメ、ホタテにしたと。それからカレイの
から揚げ、ナスの田楽、牛の串焼き、それに最後に寿司の盛り合わせ
を食べた。
 飲み物は、まずはビール飲んで、それから冷酒、菊水の辛口を今日は
2本、飲んだよ。
 いやあ、今日は沢山飲んで食べた。満足満足。
千鳥足で、あ、もちろんトラムに乗って、ホテルへ戻ったよ。
 で、明日の出発のことで、ホテル側と電話で相談、ポチは空港までの
シャトルバスが安いかと思ってシャトルバスのスケジュールなど聞いたら
二人だったらタクシーとそう料金は変わらないよって教えてくれたので
空港まではタクシーを使うことに。それから、ホテルのチェックアウトは
お昼の12時、でもポチ達が乗るフライトは夜の8時過ぎ、だからホテルを
発つのは5時ごろにしたい、それまで荷物を預かって欲しいと要請、それは
コンセルジェに言えば預かります、と言ってくれたので、一安心。
 これで、明日も荷物をホテルに置いて、最後の観光、買い物ができる。
ということで、安心してアムステルダム最後の夜の眠りに。
 あ、その前に、日が沈む所だったので、写真を撮ってみた・・・
 
 沈む夕日
  綺麗だねえ
 
 
 あ、ホテルから見る運河も
  綺麗だ
 だんだん日が沈んでる・・・  
  
 
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