九州旅行(?)記
   10月31日(土) 午後、福岡へ
 
 今朝はホテルの朝食バイキングを食べた。そして、荷物を
整理してチェックアウト。荷物を預けて、会議場へ向かった。
 で、会議は、14時ごろ終わり、すぐにホテルに戻って、
荷物をもってJR小倉駅へ。そう待つことなく、快速電車に乗れて、
香椎へ向かった。小倉から香椎へのJRの旅、何年ぶりかなあ・・・
 車窓からは、秋をしみじみと感じる風景が流れていた・・・
と、線路の脇の土手のところに、雑草が生えてるんだけど、
その中に、黄色というか、黄土色の綺麗な草花がところどころに
まとまって咲いていた・・・素朴な形、素朴な色で、写真を撮り
たかったけど、列車上から無理だった。そういう場所が、
香椎への途中に何箇所もあって、その花がずっと気になって
仕方が無かったんだけど、花の名前がわからず・・・
でも、後でわかったんだ、その花の名前・・・
セイタカアワダチソウだった。
 そうそう、稲刈りも終わった畑ばかりの景色だったけど、
2~3箇所、畑一杯、コスモスが咲いているところがあって、
綺麗だったよ。カラフルなお花が畑一杯に咲いていた・・・
 それから、遠賀川を列車が渡る時、広い河川敷には、
ススキが一杯・・・あー、秋だなあって、しみじみと・・・
 ススキを見てると、団子と、丸いお月様が頭に浮かんできて、
風流な気分になって・・・ 「名月や・・・」と、一句詠いたく
なった・・・
でも、浮かんできた句が、「名月や ポチもそろそろ 名月か」
なんじゃこりゃ! 
 溜息をついて、季節の秋、人生の秋をしみじみと感じつつ、
香椎までの残る列車の旅を楽しみました・・・
 香椎に着いたら、早速、おふくろの家に行った。ところが、
おふくろは家に居ず、鍵がかかってて中に入れず・・・
携帯に電話しても出ない・・・そこで、妹が知ってるだろうと
妹の携帯に電話したら、福岡の町から香椎へ戻る途中の
タクシーの中、渋滞で30分から40分かかるということ、
仕方が無いから、玄関のところで立って待ってたよ。
ま、子供のころから立たされることには慣れてるからね。
 で、おふくろが戻ってきて、部屋で一服。
それから、友人と飲みに行くことに・・・新しく開店した
いいお店がある、ということで。
 そのお店は、JR鹿児島本線の天拝山という駅前にあった。
ちょっと遠いかなと思ったけど、香椎から1時間くらいで、
しかもお店は駅のすぐ近くで、博多の飲み屋街のお店に行くのと
時間的にはほとんど変らなかった。
 お店の名前は、「四季の彩り」。お店の中は、4~5人用の
テーブル席が3つで、それに一人でもくつろげるような
カウンター席が6人分あった。少人数のグループでも
一人でも楽しめる、落ち着けるお店だったね。
 あ、肝心の料理だけど、お刺身が美味しかったなあ。それに、
日本酒、あれ、銘柄はなっだかなあ・・・記憶に無い・・・
ずいぶん飲んだからなあ そうそう、このお店の特徴は、
大皿に4~5品、料理が盛られていて、それを見てお好みのものを
注文できるんだ いいよね、現物も見られるしすぐ出てくるし・・・
その中で、アジの南蛮漬けは絶品だったね。
 えーっと、記憶に残ってるのは、料理そのものも、美味しいけど、
盛り付けにも四季の彩りが感じられて・・・紅葉していた木の葉を
うまく使っていたなあ。
 お店は、ご夫婦と若い人、あ、いや、ご夫婦も若い人、だけど、
そう3人でやられていたね。
 そうそう、例の草花、小倉から香椎までの列車の車窓から見えた、
気になる花が、このお店のお手洗いに飾られていた・・・あっ、と
思ったね。で、お店のママに、花の名前を聞いて、セイタカアワダチソウ
ということだった。悩みが一つ解決して、よかったよかった。
 
       四季の彩り
 
 
 何倍飲んだかなあ、多分、ポチはビールのほかに、日本酒を4合飲んだと
思う・・・かなり酔っ払って、お店を出て、また鹿児島本線で帰ったよ。
友達とは博多で別れ・・・香椎からおふくろの家まで、近いんだけど、
酔っ払ってると、歩く距離が長いのか、結構遠く感じた・・・
 おふくろの家にたどり着いたら、もう布団は敷いてくれていて、お茶を
一杯いただいて、布団へ入った・・・
 
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