ブダペスト出張記 6月19日(土)
   王宮の丘での最後の早朝の散歩、漁夫の砦など。
   お買い物をして、ホテルをチェックアウト。
   フェリヘジ空港、アムステルダム空港経由、成田へ。
   機内で見た韓国映画「ラブストーリー」、素晴らしかった!
 
 朝起きたら、熱はかなり下がっていて、いつもの微熱状態だったので、
あ、これは帰れるかなと、ホッとしたよ。
 朝食はホテルで、果物の残りを部屋で食べた。余り食欲も無かったので
ちょうど良かったかも。それに、今日出発だから、残せないしね。
 まずは、荷物の整理をした。昨日買ってきたハンガリーのお酒も
洋服類に包んで、衝撃に耐えられるようにして、トランクの中に
入れちゃった。ばれるかな?パソコンも、この状態だと道中で使う元気
はなさそうだったのでトランクに入れた。預ける荷物を一つ増やし二つにし
手荷物を極力減らすように工夫した。
 で、微熱はあったけど、最後の日、出発はお昼過ぎの14時なので、
時間があるので、近くを散歩することに・・・散歩は1時間くらい、
朝8時くらいには帰れるかなと思って出発。
 
 まずは、漁夫の砦  
 
 
 漁夫の砦から
  ドナウ川と3本の橋
  
 漁夫の砦
  一番大きな塔
  今回は近くの彫刻も撮影

 
 
 そこから、後を見ると・・・  
 
 漁夫の砦から
  マーチャーシュ教会
 
 漁夫の砦から
  マルギット島と
  マルギット橋
 
 漁夫の砦
  の下の通路
 
 漁夫の砦から
  王宮の丘の外に出る通路
 
 
 マーチャーシュ教会
 
 漁夫の砦
  これで見納めだあ
 
 
 バス乗り場の近くにあった
  漁夫の砦と
  マーチャーシュ教会
  のミニチュア
 
 これが毎日お世話になった
  城バス
 
 奥に聖イシュトバーン像
  その後に漁夫の砦
  左手にマーチャーシュ教会
 
 その右手は公園になってて
  今日は土曜日だからかな
  子供達が演奏会をやってた
 
 
 まあ、無理をせず、ということで、これくらいで最後の王宮の丘の
散歩を終わりにした。あ、そうそう、この王宮の丘にあるスーパーに
行って、ハンガリーの有名なトカイワイン、サラミソーセージ、
スナック、パプリカの粉のようなものを買ったよ。
 そして、ホテルに戻り、荷物を整理して、一服。
時間が来たので、フロントに電話をして、荷物を取りに来てもらって
チェックアウトをした。
 で、フロントでしばらく待ってると、空港行きのミニバスが来たので
乗り込んだ。ポチを含めて6人のお客さんだった。
 空港について、全員下車。でも、ターミナルが違ってたので
荷物をひいて隣のターミナルへ。航空会社を確認し、そのターミナルに
連れて行ってくれればいいのに・・・
 
 ブダペストの
  フェリヘジ空港
  到着時は真夜中だったから
  はじめての空港という
  感じだった
 
 
 空港ターミナル入口
 
 空港ターミナル内
 
 この空港のチェックインカウンターも、ベルリンのテーゲル空港と
同じように、航空会社ごとのカウンターは無く、その会社の便が出る
1時間前にチェックインカウンターがオープンする、という方式だった。
まあ、それは合理的といえば合理的かもね。
 フェリヘジ空港に着いたのは1時間半ほど前で、ポチが乗る予定の
KLMのフライトのチェックインカウンターの番号は決まっていたけど
まだ前の便のチェックインを他の航空会社の人が行っていて、
30分ほど、待たされた。
 しかし、日本の空港と違うのは、サイクリングの服装で空港の
チェックインカウンターまで乗りつける人もいることかな。うーん、
フライトも、ヨーロッパの人の日常の移動手段として生活に定着
しているんだね。
 で、チェックインをして、身軽になって、空港で食事をした。
もうお昼はとっくに過ぎていたからね。すぐ近くに、Louis Hangaria Kft.
というセルフサービス式のレストランがあったので、そこに入った。
 スパゲッティミートボールがおいしそうだったので、それを注文。
ミートボールはいくついるかって聞かれたので、Two!と答えた・・・
でも、うーん、大きい!一つでよかった・・・
 スパゲッティミートボールが1865フォリント、ミートボールは標準で
1個らしく、ポチは2個って言っちゃったから、1個分の追加料金410フォリント
取られた。それに、スプライト389フォリント、これがフェリヘジ空港での
昼食だった。いやあ、おなか一杯になったよ。でも、美味しいスパゲッティ
だった。
 フライトは予定通り出発し、アムステルダムに着いた。
アムステルダムでは、1時間50分の乗り換え時間、JALラウンジで一休み
して、すぐJALのフライトに搭乗したよ。現地時間で夜の8時ごろの便だった。
 さて、このフライトでは3本の映画を見た。
韓国映画の「ラブストーリー」、これよかったよ!素晴らしい恋の物語、
涙が出て仕方が無かった。女子大生ジヘの、お母さんの形見の、35年前の
手紙と日記、そこにつづられたお母さんと、お父さんの友人との恋の物語。
お母さん(彼女)は良家のお嬢さん、その田舎の川で恋人(彼)と出会う。
その二人が同じ大学の学生として再会。そのきっかけが、その彼の友人が、
実は彼女の婚約者、友人は田舎のお金持ちで、本人の意思というよりも
両家の間での約束ができていた。その友人(後のお父さん)も、彼女のことが
大好きで結婚には乗り気。でも、彼女と友人がお互い愛し合っていることを知り、
自分は身を引こうとする。が、お父さんのお父さん、政略的な結婚にこだわり、
結婚を強要。お父さんは板ばさみになり、自殺をはかる。が、彼の早期発見
により、一命を取り留める。が、その状況を見て、今度は恋人が身を引こうと、
姿を隠す。そして、彼女への思いを振り払うようにベトナム戦争に志願する。
その出発の時、お母さんは帰って来て欲しい由を伝えペンダントを渡す・・・
もちろん彼は彼女に自分の友人との幸せな結婚を願っている。
 彼は、戦争で果敢に戦いつつも、撤退時に彼女のペンダントを落とした
ことに気づき、それを命をかけて戦場にとりに戻る・・・ペンダントを
発見し、撤退する途中で被弾し、失明・・・でも、彼はそのことを彼女には
伝えず、退役後結婚したことを告げる。
 彼女(お母さんは)は、自分を愛してくれる、彼の友人、お父さんと
結婚し、ヘジが生まれる・・・
 彼は、彼女(お母さん)にペンダントを返そうと、会うことになる。そのとき、
失明していることを気づかれないように演技するが、彼女にばれてしまう。
そして、彼女はペンダントを受け取らず、彼にかけて別れる・・・
 彼は実は結婚していなかったこと、一人で死んだこと、彼の遺灰を
彼女との出会いの川にまいて欲しいとの遺言であったことを知ることになる・・・
彼女は、彼が自分への気持ちを胸にしまって一生を終えたことを知り、
悲しみにくれる・・・
 このようなお母さんの恋の物語が中心の映画であるが、実は友人の恋人に
恋をしていたヘジにも、奇跡がおき、恋が実ることになる・・・
 いやあ、純愛の、ホントに素敵で悲しい物語・・・それに素晴らしい
音楽・・・ホントに涙が止まらなかった。こんなに素敵な韓国映画、初めて!
 次に見たのは、古い映画だけど「カサブランカ」。もちろん白黒映画。
モロッコの首都カサブランカを舞台にした、反ナチ運動と恋のが交錯する物語。
うーん、やっぱり、感覚的にも古いって感じがしたなあ。
 それから、アニメーションの「美女と野獣」を見た。だって、行きに5本も
見たので、もう見たいって思う映画が残ってなかったんだ。魔女によって
醜い野獣の姿に変えられた王子、人を愛し愛されるまで元の姿に戻らないという
運命・・・その野獣の城に同居することになった美女、当初は敵対しつつも、
野獣の優しい心に気づいた美女、二人に愛が芽生える・・・そして、野獣は
若い王子様の姿へ戻る、というお話。
 映画はこの3本で、できる限り休むようにしたよ。未だ微熱があったからね。 
 フライトは、成田に少し早く着いたよ。すぐに品川の知らないホテル行きの
リムジンがあったのでそれに乗った。でも、そのバスは品川駅から少し離れた
ホテルで、しかもホテルの近くの公道で下ろされ、タクシー乗り場が無い・・・
困ったあって思ってたら、すぐバスの後にタクシーがきていたので、助かった。
そのタクシーをつかまえて、家へ戻った。この路線はタクシーとの乗り継ぎが
悪いから、これからは使わないほうがいいね。
 家に帰ったら、お風呂に入って、食事をして、すぐ寝たよ。
 
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