シンガポール旅行記
   8月8日(水) シンガポールへ突入

  朝7時半、タクシーを呼んで箱崎へ出発。 道は空いてて順調に
 箱崎に到着。 早速JALカウンターで手続きを。それから出国手続き。
 そして、リムジンで成田へ。
  成田へ着くとまず、両替。5万円分のシンガポール・ドルを購入。レートは
 1シンガポール・ドル、75.28円だった。 それから、出国。あ、よかった、
 出国手続きに長い列が・・・ で、すぐにJALのラウンジへ。
  JALラウンジではビールを飲みながら、お土産を収集・・・日本酒2本、
 白ワイン2本、それにおつまみを5袋程度・・・赤ワインは今回は我慢。

  で、いよいよ搭乗。JL719便、シンガポール行き、機種は747-400。
 座席は、3人席の窓側の2席。お手洗い等に行くのに大変かなと思って
 いたら、空いていたので、通路側の一人が他の席に移ってくれたので、
 気兼ねなく移動できることになって、ラッキーだった。
  さて、映画は前回の出張のときとほとんど同じだったのでがっかり。
 で、結局見たのは次の2本。
   (1)みんなのいえ
   (2)シー・スポット・ラン
  (1)の「みんなのいえ」は、TVで宣伝していたちょっとコミカルな映画。
 田中直樹と八木亜希子夫婦の家の建築における、八木亜希子の父である
 田中邦衛と、田中直樹と八木亜希子夫婦の共通の知人である唐沢寿明の
 新旧世代による建築に対する考えの違いからくる反発、一方では共通する
 建築家魂の共感・・・それに不安を感じる田中直樹と、ホントに良い家を
 希望する八木亜希子・・・この4人の気持ちの揺れや変化が、コミカルな
 タッチで描写されていて、実に面白かった。
  (2)の「シー・スポット・ラン」は、FBIきっての麻薬捜査犬が飼い犬としての
 経験を通じ、人間との心のふれあいを、そして子供に勇気を与えることに
 喜びを見出していく、そして最後はその子供の飼い犬へ転身していくという
 映画。その過程で、警察とマフィアとの騒動、それに子供と、子供を預かった
 独身男性が巻き込まれての騒動、子供の母親と独身男性との恋が交錯する
 どたばた喜劇・・・ まあ、とにかく面白かった。
  あ、この See Spot Run の公式サイトがあった。
       http://www.see-spot-run.com/
 「みんなのいえ」の方の公式サイトはもうクローズされていた、残念。

  フライト時間は6時間50分。映画と食事で、大体時間は潰れたよ。
 フライトはほぼ予定通り、現地時間で17時ごろシンガポールのチャンギ空港に
 着陸。
  チャンギ空港の公式サイトは・・・ http://www.changiairport.com.sg/
 

  チャンギ空港内の風景
    ・・・ 動く歩道
  エスカレータで降りて
   シンガポール入国手続き場へ
  シンガポールの
        入国手続き窓口
   (パスポートコントロール)
 
  荷物受け取り場
   (バゲージクレーム)

  で、荷物を取る前に、ここでもう一度シンガポールドルを購入。
 日本では買えない小銭を入手するためにね。3万円で、S$423.3、
 購入できた。えーっと、あ、こっちの方がシンガポールドル、安く買えた!
  無事、荷物も見つかり、早速タクシーを捕まえ、予約しているホテル
 Conrad Centennial Singaporeへ。 約20分のドライブで、S$15くらい
 だったかな。 乗ったわりには、タクシー代、安いねえ。
  コンラッドホテルは、マリーナ・スクエア地区にあるホテルで、市の中心街
 に近い、海に近いところにあった。

  ホテルに着いたら、まずは軽く荷物を整理し、食事がてらの市内観光へ。
 ホテルを出て、近くのパンパシフィックホテルのアーケード街を通って、
 市内へ向かった。
 

  アーケード街には
    回転寿司のお店が・・・

  そのアーケード街を突き抜けて、しばらく歩くとエスプラネード橋へ。
 市の中心街へ向かう道で、幹線道路の一つのようで交通量は多かった。
 夕方、という事情もあったのかな?
  脇には歩道もついていて、若い男女のペアが何組か歩いていた・・・
 あ、ポチも、そうでした・・・ ちょっと歳は多いけど・・・
  橋の途中には座れるところも多く、そこにもアベックが・・・
 

  男女のペアが
    散歩を楽しんでいた・・・
  橋の上から市の中央の
      高層ビルを望む・・・
    新宿の高層ビル群みたい

  橋を渡るとそこは湾を望む広場とレストラン、その奥には船乗り場
 (クリフォード桟橋)があった。で、反対側に目的のマーライオンがいた・・・
  意外と小さかったね。 それにマーライオンは、人魚ならぬ、ライオン魚
 だったんだ。 知らなかった。
 

  マーライオン
    夕方なので
      撮影に苦労したけど・・・
 
  正面からのマーライオン
    ポチが美味しそうに
    見えたのかな?よだれが・・・
  高層ビル群を従えるマーライオン
    ん? 守ってるのかな?

  あ、橋の下はシンガポール川だったんだ。 その川には、観光船が
 ひっきりなしに取っていた。 で、マーライオンのところでは停船して
 お客さんにサービスしていた。 乗ってみたい!
 

  シンガポール川の観光船
    薄暗い中での撮影で
    ぼやけているけど・・・

  まずはマーライオンも見れたので、そろそろ食事を、ということになり
 あらかじめ雑誌で調べていた Ah Hoi's Kitchen へ向かうことに。
  そこで、近くの地下鉄の駅を探した。シンガポールの地下鉄は
 MRT(Mass Rapid Transit)と呼ばれており、マーライオンの近くにあるMRT
 のラッフルズ・プレイスという駅を見つけた。 駅でまず、S$10のFarecard
 を2枚購入した。いちいち切符を買う必要が無いし、料金も安くなる、という
 ことで。ただ、デポジットとして、カード1枚あたりS$2取られた。まあ、問題
 は無いけど。
  
  ラッフルズ・プレイス駅から、MRTでオーチャード駅まで行ったけど、驚い
 たのはエスカレータの速いこと! 足元がすくわれるような速さだったよ。
 だからエスカレータ上で追い越す人はいないので、立ち止まる人は右とか
 左とかは無い感じだった。アメリカもヨーロッパも、必ずエスカレータを急いで
 登る人がいるので、立ち止まる人はそれぞれの国でどちらに寄るかは
 決まっている。でも、シンガポールではそういう習慣は無いらしい。
 ただ、エスカレータの速度、一定ではないね。速いところと遅いところが
 あった。混雑するところは、どうも速くしているみたいだったね。まあ、合理的
 ではあるけど。

  目的の Ah Hoi's Kitchen はトレーダーズホテル内にあり、そのホテルは
 オーチャード駅から離れていたのでタクシー乗り場をまず探した。もうかなり
 暗くなっていたので、乗り場を探すのは難航するかと思っていたけど、奥さん
 がこっちって言ったので付いて行くと、そこにタクシー乗り場が、何で?
  タクシー待ちの人が結構いたので心配したけど、結構タクシーも到着し
 無事乗れた。 待ってる人で、見慣れた高島屋の袋を持っていた人が多く
 近さを実感。
  時々、列に並んでない人が到着したタクシーに乗り込んでいて、ポチは
 頭に来ていたけど、どうやらそれは予約した人らしい。みんな涼しい顔を
 している理由がわかったよ。

  無事、トレーダーズホテルに到着。 ホテルの中を通り、中庭みたいな
 ところに、オープンテラス風のレストラン Ah Hoi's Kitchen を発見した。
 

  Ah Hoi's Kitchen
    あ、撮影モードが間違ってた
    ピンぼけ・・・残念!
 
  オープンテラスなので、クーラーは効いていないけど、大きな扇風機が
 たくさん配置されており、心地よい風の中での食事ができるレストランだね。
  さて、まずはビール、そう、シンガポールのタイガービールを!
 喉も渇いていたけど、美味しかったなあ・・・ 先日のワシントン出張で
 シンガポールのタイガービールの味見はしていたけど、やっぱり現地で
 飲むのは違うねえ。大ジョッキと中ジョッキの間の大きさで1杯S$9だった。
 奥さんとそれぞれ2杯飲んだ。美味しかったよ、ホントに。
  で、料理は、雑誌で推奨されていた黒コショウで味付けされたクラブを。
 小さいものを注文、S$28.5。ちょっと脂っこいけど、美味しかった。
 それからシーフードスープも注文。ココナッツの殻の中にスープが入っており
 それに串に刺されたエビやホタテ、それに野菜が入っていた。美味しかった
 けど、ポチの大の苦手のチャンサイが入っていて、避けながら食べた。
 それから、シーフード焼きそばを注文。牛も入っていて美味しかったけど
 麺というよりは幅広パスタの焼きそばだった。
  最後に、デザート・・・ フルーツの盛り合わせを注文。パイナップル、
 スイカ、メロン、マンゴのスライスの上にカキ氷がかけられて登場。
 カキ氷で冷えた果物、美味しかったよ。
 
  税金、サービス料込みでS$105.07、チップは必要ないとは書いてあった
 けど、クレジットカード支払い時のサインをするレシートに、チップの欄があり
 気が弱いポチは無視できず、つい、14.93を書いて、全体としてS$120
 の支払いだった。まあ、いいか。

  さて、お腹も一杯、お酒も入って心地よい気持ちで、トレーダーズホテルから
 タクシーで、コンラッドホテルへ戻った。

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