フィラデルフィア出張記 5月22日(土)
   シカゴ経由フィラデルフィアへ
   市内を歩いて軽く視察
   夜は、Shogun Restaurantで、お刺身に冷酒!
 
 朝7時45分、タクシーで箱崎へ出発。うーん、箱崎でチェックイン
できないんだから箱崎経由にする必要は無いんだけど、予約無しで
成田へ向かうとなると、ここが一番確実だからねえ。次回は、成田
エクスプレスを予約しておいた方がいいかな。
 箱崎から高速バスに乗って、成田には順調に着いたよ。
 成田空港も大きな混雑は無く、JALのチェックインも、出国ゲートでの
検査も、そして出国手続きもスムーズに済んだ。JALラウンジに着いたのは
9時30頃だったね。
 JALラウンジでは早速生ビールを飲んだ。それに、おつまみ。
お土産用に日本酒2本、それから、現地で食べるかと思い、おにぎり2個、
メロンパン1個を確保したよ。あ、お腹がすいてたから、おにぎり1個、
このラウンジで食べた。
 それから、今回はLANケーブルを持ってきていたので、JALラウンジの
インターネットサービスを使ってみようと思ったら、1日500円、
かかるんだって。うーん、1時間くらいで、500円、高い、と思って
やめた。
 さて、フライトは、ほぼ定刻に搭乗、離陸したよ。
今回は、映画3本観た。「恋愛適齢期」、「ホーンテッド・マンション」
「燃えよドラゴン」の3本。
 「恋愛適齢期」は、63歳の裕福な独身プレイボーイと、50代の
バツイチの脚本家の女性との恋の物語。もともとは、このプレイボーイが、
20代の脚本家女性の娘の恋人として、脚本家の家に来たのがはじまり。
そこで、二人の間に何かが生まれ、まずは女性が恋に落ち、
彼(プレイボーイ)に告白。彼も、もちろん、彼女(脚本家)が
気になる存在ではあったが、今までの若い女性との生活を継続。
彼女は、彼を忘れようと、若い医師のデートの申し込みに応じ、
お付き合いがはじまる。彼は、若い女性との付き合いを続ける中でも、
彼女のことが気になってて、再会を・・・そのとき、彼女は若い医師との
デート中。しかし、若い医師は、彼女が彼を未だ好きなんだと察し、
身を引いて彼女は彼、プレイボーイの元へ、というストーリー。
まあ、恋愛に歳は関係ないってことかな。結構ドタバタもあって楽しめたよ。
 「ホーンテッド・マンション」は、不動産屋の一家4人が、売りたいと
いってきたお屋敷に行って、そこの主人、執事、そして様々のゴーストが
繰り広げるドラマ。
 ここの主人、昔失った恋人、自殺した恋人に、不動産屋の奥さんが
そっくりであり、執事が、その奥さんと主人を結婚させようとしたことが
この話のきっかけ。屋敷の中に入った家族は、何とかして屋敷から奥さん
を助け出し、外に出ようと試みる。その過程で、いろいろなゴーストに
出会う。まあ、子供も楽しめるどたばた映画だね。エディ・マーフィーの
コミカルな演技、楽しい。あ、それに、不動産屋の奥さん、黒人で
なかなかの美人だったね。
 「燃えよドラゴン」は、相当古い映画。でも、面白かったなあ。
少林寺拳法の門弟であるリーが、英国政府の要請を受け、少林寺拳法の
教えを受けていたハンが麻薬密造と人身売買を行っている香港近くの島に
潜入、証拠を掴む、というストーリー。そのハンの手下が、リーの
妹を自殺に追いやったこともあり、リーはその役を引き受けた。多くの
少林寺拳法のアクションがあり、これも文句無く楽しめた。
 あ、そうそう、前回のハワイ旅行の時に観た映画の話を、ハワイ旅行記
で書くのを忘れていたので、ここについでに・・・
マスター・アンド・コマンダー」という映画を観たよ。これは大作
だったね。あ、今年度のアカデミー賞を受賞したみたいだね。ナポレオンの
世界制覇の野望を打ち砕くため、フランス艦アケロン号の捕獲を命じられた
英国海軍のフリゲート艦サプライズ号の話。サプライズ号の艦長は
カリスマ的な不敗神話を持つジャック・オーブリー。彼を支える、軍医
であり博物学者でもある親友のマチュリン。お互いに信頼しつつも、
意見の対立もあり、しかし親友として支えあう。それに、10代の若い
士官候補生とあらくれ乗務員達の信頼と葛藤・・・その中でも、
アケロン号と戦い、勝利を勝ち取るストーリー。うん、これは見ごたえ
があったよ。
 今回は余り眠れなかったなあ。そのせいかな、ぼんやりして、
ちょっとしたミスを・・・いや、大したことじゃないけど・・・
食事が出て、サラダの横に茶色っぽい色のスープの入ったパックが
あったので、ははーん、そうか、和風ドレッシングなのか、って思って
全部かけて、一口食べてみたら・・・ん?甘い・・・何だこりゃ?
と思って、プレートの上を見渡すと、白っぽいドレッシングのパックが
他にあった。で、メインディッシュがパンケーキだった!そう、茶色っぽい
ものは、メープルシロップだった!まあ、メープルシロップは大好物だけど
うーん、サラダにはちと合わない、って感じだね。でも、もったいないから
全部食べたけど・・・甘い甘いサラダだった。
 シカゴには、現地時間で9時頃に着いた。ほぼ予定通りだった。
で、降りて入国手続きをして・・・あ、ここで騙された・・・
入国手続きに長い列ができてて、まあ、仕方が無いかと思って並んでると
クローズされてたカウンターがいくつか開いて、こちろもどうぞって
係りの人が言ってくれたのですばやく新しいカウンターの列に並んだ・・・
前から4人目くらいにいけたのでラッキーって思ったら、それが・・・
他の列は、次々に手続きが終わってるのに、ポチの列は最初の人が
いろんな書類があるらしく、全く動かない・・・結局、元の列にいたほうが
早かった!うーん、騙された、訳ではないけど、今回の出張、出足から
ついて無い・・・
 で、やっと入国手続きが終わって、荷物を取りに行った。荷物は
すぐ見つかって、税関申告書類を渡し、外に出ると、すぐに乗り継ぎ便の
荷物の再チェックインのためのアメリカン航空のカウンターがあった。
ここでは、今まではポイっと、荷物を置けばそれでよかったんだけど
また並んで、荷物の再検査を受けなければならないようなシステムに
変ってた。いやあ、荷物のチェックが厳しくなったんだねえ。
 ここでちょっと時間がかかったけど、無事、荷物を預けることができて
身軽になって、いつものように米国内便のターミナル3へ移動した。
そして、アメリカンの便に乗ってフィラデルフィアへ。
 フィラデルフィアに着いたのも、ほぼ定刻で、現地時間の14時40分
だったよ。あー、疲れた。
 で、荷物を、と思って受け取り場所、というか、乗ってきたフライトの
荷物が出てくるターンテーブルが分からず右往左往・・・で、あ、同じ
フライトの人が居ると思って、そのターンテーブルで待ってたけど
ポチの荷物は出てこない・・・ありゃ?トラブルかと思ってちょっと
焦ったね。しかもトランクには鍵をかけてない・・・鍵をかけてると
壊される恐れがると言われて鍵はかけてなかったんだ・・・
中身は大丈夫かなあって心配になったよ。
 アメリカン航空の荷物に関する相談窓口に行ったら、その近くに
沢山のトランクが置いてあって、まさかと思ったけど探してみたら、
あった!なんでやねん、って思ったけど、そういれば昔もあった。
多分、早い便で荷物だけ先に運んでるんだろうね、きっと。
 荷物も見つかって、タクシー乗り場に行って、ホテルまで行った。
途中、ちょっと渋滞してたかな。でも、無事、ホテルに到着。ホントに
市の中心部のホテルだったよ。あ、チェックインの時、宿泊数分の朝食券を
くれた。あれ、朝食無しでお願いしたのに、まいいか、と思ってたら、
それは、Hilton HhonorsゴールドVIP会員の特典だった。ラッキー!
 Hilton Garden Innの部屋はすごい!広くて綺麗だったよ。ビジネスマンに
最適、なんて書いてあったから、狭いのかと思ったら、ゆったりした部屋
だったよ。
 
 ベッドルーム
  大きなベッド!
 
 仕事机もあった
  あ、LANポートもあった
  使えるかな?
 
 机の反対側には
  ソファーもあって
  くつろげるように
  なってた
 
 入り口のそばに
  食器棚、冷蔵庫、
  TVがあったよ
 
 インターネットの接続テスト気になったけど、まずは観光、
ということで、荷物を整理してすぐ出かけた。
 まずは、ARCHストリートをヒストリックエリアの方へ歩いた。
このストリートの名前には記憶があるなあ。
 あ、途中に怪しげな日本料理店を発見。でも、まさかこのお店に
お世話になることは無いだろうと、気にせず通過・・・そうすると
すぐに中華街の入り口があった。
 
 中華街の入り口
 
 しばらく歩くと、ヒストリックエリアについて・・・
 
 National Constitution Center
  これはごく最近の建物だね
 
 その横に、造幣局
 
 で、地図を見ると、ちょっと行き過ぎたようなので、National
Constitution Centerのある角、6thストリートを右に曲がって
ビジターセンターへ向かった。
 
 ビジターセンターがあった
 
 ビジターセンターに入って、資料を幾つかもらった。あ、ここの
地図は役に立ったよ。
 そこを通り抜けると、遠くにインディペンデンスホールが見えた。
 
 インディペンデンスホール
  手前のガラス張りの建物に
  リバティベルがあるらしい
 
 ビジターセンターの横は
  綺麗な緑地だね
 
 あ、綺麗な馬車が
  見えるかな?
 
 街の中にはこんな標識が
  沢山あって、道に迷う
  ということは無いね
 
 で、道を渡って、リバティベルの建物に入ろうとしたら、もう閉まってた。
ここは、5時までだったらしい。残念。仕方なく、そこは通過して
インディペンデンスホールへ向かって歩いた。
 
 インディペンデンスホール  
 
 あ、ちょうどホールの前を
  馬車が通ったので・・・
 
 この馬車が通った道、Chesnutストリートを渡って、ホール側へ移動した。
 
 ホールの前の銅像
  えーっと、誰だったかな
 
 インディペンデンスホールの前から、リバティベルの建物、
下の写真の中央奥の建物と、緑地に面する左手の建物が全てリバティベル
に関する展示場なんだ。
 
 リバティベルの展示場
  ありゃ、出たがりの
  おばさんが・・・
 
 
 リバティベルの展示場に接する緑地のそばの道路、5thストリートが、
例の観光馬車の待機場所になってるみたいね。
 
 馬車が待機している通り
 
 ここから、Chesnutストリートをず~っとデラウエア河畔の方へ歩いて
いった。そして、Frontストリートの右手奥に公園があった。
 
 Frontストリートの公園  
 
 Frontストリートを左に曲がって、ベンジャミンフランクリン橋の方へ
歩いていった。というのも、こちらの方に、昔、ロブスターが美味しい
お店があった記憶があるので、探してみようと・・・でも、ずいぶん
変ったねえ、このあたり。以前は、デラウエア川の岸壁に出られたのに、
今は高速道路が川沿いに走っていて、デラウエア川に近づけない・・・
 
 ベンジャミンフランクリン橋
  手前に高速道路の
  照明が見えるよね
 
 いやあ、このあたり、ホントに変った。倉庫街になってるし、
それも使われていないような・・・
 
 デラウエア川沿いの倉庫街
 
 そこで諦めて、Frontストリートを来た方向へ戻っていった。
途中に、Churchストリートというのがあったので、ちょっと入ってみた。
その途中でMarketストリートへ入るところの綺麗なアーケードが見えた。
こんなのも無かったよねえ。
 
 Marketストリート入り口の
  アーケード
 
 教会まで行って、それから教会の前の通り、3rdストリートを、
ベンジャミンフランクリン橋とは反対の方向へ歩いていった。こちらの方に
珍しい船?があるということだったので・・・
 で、Walnutストリートを左に曲がると、高速道路を渡れる橋があって
川のそばに行けるようだった。
 
 Walnutストリートの
  高速道を渡る橋
 
 
 そこは、Penn's Landing Areaで、ミュージアムがあったり、お食事を
するところがあったり、公園みたいになってたり・・・家族連れが
楽しめる地域になってた。川辺の散策も楽しめた。
 
 川辺から
  ベンジャミン
  フランクリン橋を
 
 家族連れの人が
  のんびり過ごしてたね
  土曜日だったし
 
 反対側には
  戦艦が停泊してた
  ニュージャージーという
  軍艦だった
 
 
 潜水艦と船が並んでた
  オリンピア号と
  ベキューナ号かな?
  詳しくは看板を
  読んでください
  
 
 その奥に帆船が
  この船には、レストラン、
  とかバーが入ってた
  Moshulu号という名前らしい
 
 ここで、この地域の散策は終わりにして、またWaknutストリートの橋
を渡って街側に出て、そのままずっとWalnutストリートを歩いたよ。
 
 TAROTのお店があった
 
 あ、ちょっと1本、通りを横に行って、Chesnutストリートの写真を
1枚とったよ。コーナーの近くの道路はレストランみたいになってた。
 
 Chesunutストリートの
  交差点の風景
 
 で、またWalnutストリートに戻って市の中央に向かって歩き続けた。
 
 Walnutストリート
 
 市の中央に向かったのは実は日本料理屋を探すのが目的だったんだ。
もうお腹がすいてたからね。それに疲れたので・・・で、インターネット
で調べると、Walnutストリート沿いに、ASO SUSHIとか、AOIレストラン
があるということだったので、それを見つけようと思ったんだ。でも、
ずいぶん歩いたけど、見つからず・・・諦めて、ARCHストリートに入って
例の怪しげな日本料理屋に入ろうかと覚悟をして、そのお店へ向かった。
でも、お店の前のメニューを見ると、お寿司みたいなものしかなく、
おつまみでお酒を楽しむのはできないかなとも思って、とりあえず
一旦ホテルに戻ったよ。
 で、一服して・・・でも、結構疲れてたので、早く食べて早く寝た方が
いいかな、ということで、結局、その怪しげなお店に行くことに。
あ、いや、ホテルのフロントで、近くに日本料理屋は無いか聞いたんだ。
でも、中華は知ってるけど日本料理屋は知らない、ということだったので
諦めて、そのお店にしたんだ。
 入ってみると、結構お店は広く、通りに面するところのテーブルには
誰も居なかったけど、奥のほうにはお客さんが何人かいて、食事を
楽しんでた。
 ポチも奥のテーブルの一つに座った。若い女の子が給仕をして
くれたけど、中国系の女の子だったね。まずは、ビール、ミラーライト
を飲んだ。ずいぶん歩いてたから喉が渇いていて、美味しかった!
それから、酢の物、$6だったけど、ずいぶんボリュームがあったよ。
たこ、エビ、しめ鯖、サーモン、それに名前はわから無いけど白身の
魚が入ってた。しかし、サーモンの酢の物は始めてだった。それに
白身の魚は食べたことが無い魚で、やわらかい身で、酢の物には
合わないと思うんだけど・・・あ、酢の物にダイコンのつまも付いてた。
しかも、そのだいこんも酢でしめてあった!びっくり。
 それから、お刺身の盛り合わせを頼んだ。$19だった。
この刺身の盛り合わせもボリュームたっぷり。ホントは最後に
メニューにあったワンタンでも食べようかと思ってたけど、この刺身の
盛り合わせをみて、断念。6種類の魚、はまち、サーモン、まぐろ、
さばのたたき、それに白身の魚など、しかもそれぞれ、厚手の3~4切れ
が入っていて、すごいボリューム。これは3人前ぐらいだね。この刺身にも
がりが付いてたよ。
 あ、日本酒、なかなか見つからなかったけど、あった!Wineのリストの
中に、Sakeがあったよ。$5で、グラスワイン程度の量だった。
そうそう、飲まなかったけど、Sakeのカクテルが沢山あった。Sake&Ginとか
Sake&VermontとかSake&Vodkaなどなど、美味しいのかなあ。
 味噌汁があったので飲んでみた。とうふ、ワカメの味噌汁で、味はまずまず
だった。最後にお茶を頼んだら、めちゃくちゃ大きいカップにたっぷり
注いできてくれた・・・3合位の量だった。もちろん、残したけどね。
 そうそう、ポチが食べてると突然女の子がやってきて、日本からですかって
聞いてきたので、はいって答えると、大きくうなずいてた・・・どうやら
厨房で話題になってたらしい。そんなに日本人が珍しい日本料理屋なのかなあ。
 あ、このお店、ちゃんとインターネットにも日本料理屋として載ってた。
Shogun Restaurantって言う名前なんだ。看板には書いてなかったので、
入るときには分からなかった。料金は$40程度、そう高くも無いって
感じだね。
 
 Shogun Restaurant
 
 ふらふらと、ホテルの部屋に戻って・・・そうそう、インターネットの
接続をトライしたよ。すぐにつながったし、しかも無料で使い放題!
ラッキー!でも、今日はダメ・・・眠たい・・・オヤスミ・・・
 
続き(5月23日)へ