ブダペスト出張記 6月17日(木)
   パール峡谷鍾乳洞探検に、ドナウ川遊覧!
   夜は、日本食レストランのすし誠へ。
 
 今朝は5時前に起きたよ。いやあ、風邪がますますひどくなってきた。
大丈夫かなあ。
 いつものように、コンファランスに出かけて・・・しかし、会議場は
がんがん冷房が効いてて、寒い寒い。これじゃあ、風邪がひどくなるなあ
と思いつつも、仕事だからねえ。でも、今日も、昼食をとった後、
午後2時くらいから、市内視察に出かけたよ。その方が健康に良さそう
だったから。
 今日は、観光案内書に載ってた、ブダペストの鍾乳洞に行ってみることに。
ブダペストには二つ鍾乳洞があるけど、一つは営業時間が3時までで、
間に合うかどうか、ちょっと微妙だったので、4時まで入れる、
パール峡谷鍾乳洞に行くことにした。
 で、ホテルを出ようとしたら、フロントの近くに、マーチャーシュ教会の
コンサートの予定が掲示されていて、よく見ると明日の夜、コンサートが
予定されてた。現地で入手したブダペスト版WHEREには明日の夜、コンサート
があるなんて書いてなかったのに・・・で、フロントに確認したら、
チケット取れますよ、ということだったので、1枚お願いした。諦めていた
コンサートに行けるんだ、ラッキー!
 で、出発。まずは城バスでモスクワ広場へ、そこから地下鉄M2路線で
バッチャーニ広場に出て、そこでHEVに乗り換え、二つ目の駅、
Szepvolgyi ut駅で降りた。そこから少し歩いて、例のKolosyバスターミナル
へ行って、65番のバスに乗ったよ。
 いやあ、このバスでも降りるところがわからず・・・鍾乳洞だから
ずいぶん時間がかかるのではと思っていたら、バスは10分もすると
すぐ山の中の別荘街のようなところに入って・・・で、やっぱり
駅の数が頼りで降りたら、2駅ほど行き過ぎちゃった。山の中の道で
駅間は結構距離があったけど、別荘街の散策、楽しかったよ。
  
 あ、この家、
  その1軒だね
 
 しばらく歩くと、渓谷のようなところがあった。覗き込むと
それらしき施設があった。
 
 パール渓谷鍾乳洞を
  バス通りから見下ろす
 
 バス通りにある
  パール鍾乳洞入口
 
 バス通りから
  急な坂を下りて
  渓谷の下へ
  そこからバス通りを撮影
 
 鍾乳洞のチケット販売
  休憩所でもあり
  おみやげ物の販売なども
  やっていた
 
 ポチも、ここでチケットを購入した。700フォリントだった。
説明の小冊子、英語版をもらった。ツアーは1時間ごとに出発、
ということだった。
 未だ時間があったので、休憩所の前のベンチで座って待ってた。
家族ずれで、ここでビールを飲んでる人も居た。ポチも迷ったけど・・・
あ、でも、その家族ずれは、どうやら鍾乳洞ツアーを終わった人たちが
休んでたみたいで、ポチ達のツアーにはいなかった。
 
 休憩所の前に広がる
  一段低くなった峡谷
  緑が多く、いいなあ
 
 鍾乳洞入口の近くに説明が
  さっぱりわからん
 
 あ、このドアが
  パール渓谷鍾乳洞
  の入口
 
 さて、時間になると、若いハンガリーの女性が出てきて、みんなを
集めた。お客さんは全部で8人だった。
 で、入口のドアの鍵を開け、入っていった。すぐ階段があり、
下へ下へと降りて行ったよ。
 
 降りてきた階段
 
 こんな感じで
  降りて行ったよ
 
 
 ところどころで止まって
  ガイドさんが説明を
  してくれた
 
 が、ガイドさんの説明、さっぱりわからず!だって、ハンガリー語!
しょうがないなあって諦めていたら、女性3人組の旅行者の中に、英語と
ハンガリー語がわかる人がいて、他の二人にガイドさんの話を英語で
説明していたので、それをポチも聞いてたよ。助かった。
 
 危険なところは
  こんな感じで
  入れないようになってた
 
 鍾乳洞の割れ目の中に
  入れるところも沢山あった
 
 すごい岩肌だねえ  
 
 
 奥に入ってみたい
  衝動に駆られたけど
  我慢我慢
 
 暗闇の中を
  歩き続けた
 
 狭い階段を
  登ったり
  降りたり
  
 
 ご夫婦かな
  ご主人も写真を
  沢山撮ってた
 
 身をすくめて
  通らなきゃいけない
  狭い通路も多かった
 
 最後の方は、写真を撮る余裕も無く、両手で階段の両側の手すりを
しっかりつかまえて、身をすくめて上がらなきゃいけない、階段が
ずいぶん続いたよ。カメラが周りの岩に当たって、気にはなったけど
それどころじゃなく、必死に登って行ったよ。
 そうしたら、出口へ。眩しかったなあ、外が。
 
 パール渓谷鍾乳洞の出口
 
 出口は峡谷の奥の
  一段低い緑地のところに
  あった
  そこから休憩所を撮影
 
 バス通りに出て、バスに乗って、Kolosyバスターミナルに戻った。
で、そのいターミナルの近くに、日本食レストラン・すし誠というのが
あったので、ちょっと入口まで行ってみた。
 
 日本食レストラン すし誠
 
 でも、ちょっとまだ夕食には早かったので、次にドナウ川の遊覧に
挑戦することに。まだ微熱があり、寒気はしたけど、一度は経験して
おきたかったから。
 HEVでバッチャーニ広場に戻り、地下鉄M2路線で1駅、ドナウ川を渡り
ペスト側へ。そこから2番の路面電車でヴィガドー広場の所へ行った。
 そのドナウ川沿いに、遊覧船のチケットを売るお店、スタンドが何軒か
あるんだ。あ、観光船発着場にもチケット売り場があったけど、そんなに
豪華な観光がしたいわけではなかったので、安い遊覧船を探すことに
したんだ。で、1軒目は若い女性が一人で受付をやってて、ひまそう
だったから、声をかけようかと思ったけど、値段が書いてなかったので
やめた。で、その隣に、大きなおなかを出して日向ぼっこをしている
おっさんがいて、えーっと、あれ?いくらだったかな、覚えてないけど
例の観光船発着場の値段に比べかなり安かった。だから、趣味じゃないけど
日向ぼっこ中のおなかの出た禿げたおっさんに声をかけた。すると、
すくっと起き上がって、携帯で船に連絡をし、客数を確認していた。
5人未満だと運行をとりやめるみたいだった。でも、人数は5人を
超えていたらしく、チケットを売ってくれた。で、船の乗り場を教えて
くれた。案の定、ずいぶん離れたところ、路面電車で1駅以上離れていて
ドナウ川沿いをずっと歩いて船のところへ行ったよ。
 
 ポチがのる遊覧船
  その内部
  お客さんは全部で
  10人ぐらいだった
 
 
 そう、遊覧船乗り場は
  エルジェーベト橋
  の近くだった
 
 さあ、出発!
  もう1艘の遊覧船
  これが次の便らしい
 
 マリオットホテルが見えた
 
 中央の広場が
  ヴィガドー広場
 
 後を見ると
  別の遊覧船が・・・
  エルジェーベト橋も見えた
 
 くさり橋の下を通った  
 
 くさり橋近くの
  ブタ側のドナウ川沿いの風景
 
 くさり橋近くの
  ペスト側の王宮あたりの風景
  あ、沢山乗ってる遊覧船が
  あれは高そう・・・
 
 国会議事堂の前を通った  
 
 王宮の丘
  あ、ポチが泊まってる
  Hilton Budapestが見える
 
 
 マルギット橋の下を通った  
 
 マルギット島にある
  ホテルみたい
 
 ここが遊覧船で行く
  ドナウ川の最上流
  雄大だねえ
 
 で、マルギット島を
  ぐるっと周って
  遊覧船は降りはじめた
  あ、見える橋は
  アールバード橋
 
 アールバート橋の下を通って
  振り向くと
  橋と共にオーブダ島が見えた
 
 で、王宮の丘が見えてきた
 
 国会議事堂
  これは絵になってるねえ
 
 バッチャーニ広場の
  教会が見えた
 
 そして、くさり橋の下を
  また通って戻って行った
 
 あ、王宮の丘から降りる
  長い階段があるみたいね
 
 ドナウ川遊覧は約1時間だったよ。
 で、体調も万全ではないので、早めに夕食を取って、ホテルへ戻る
ことにした。ホントは、夜のドナウ川遊覧が綺麗そうなんだけどねえ。
残念。
 夕食は、さっき見つけた、日本食レストランのすし誠で取ることに。
路面電車で、地下鉄M2路線のコシュート・ラヨシュ広場駅、
あ、国会議事堂があるところの駅まで行って、地下鉄に乗り換え、
ペスト側に渡ったバッチャーニ広場駅で降りてHEVに乗り換え、
2駅先のSzepVolgyi utで降りて、Kolosy広場のすし誠へ行った。
 えーっと、ここでは、ビール、日本酒、それにお刺身は食べたけど
他に何を食べたかなあ・・・記録が無いので思い出せない・・・
あ、ここで、ハンガリーのお酒、ウニカムとパーリンカをショットグラスで
飲んだよ。お店の人に、ハンガリーの酒はないかって聞いたらあったんだ。
ラッキー!二つとも40度だからかなり強い。でも、面白いから
お土産に買って帰ろうと決心!
 あ、このお店、入ってきたとき、ご主人みたいな人がいらっしゃいませ
って言ってくれたので、日本人かと思ったら、中国の人だね。携帯での話は
中国語みたいだった。他のお店の人はみんな地元の人みたいだったね。
料金は6,424フォリント、安かったなあって思った記憶はある。
あ、ここでは料金にサービスチャージ込みとなっていたので、チップを
置いてこなかった。多分、それでいいと思うけど・・・
 またいい気持ちになって、HEV、地下鉄、城バスを乗り継いで、ホテルに
戻ったよ。
 あ、そうそう、道路を渡るときの信号が日本と違うねえ。
青から赤になる途中に一旦黄色になる、これは日本と同じ。でも、赤から
青になるとき、日本はすぐそうなるけど、ハンガリーでは、赤から、
赤と黄色の両方がつき、そして青になる。この赤と黄色の両方がついている
というのはどういう意味だろう・・・未だ赤だけど、そろそろ青になる、
その準備をしろ、という意味かな?
 
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