ボストン出張記 2月5日(土)
   ニューヨーク経由ボストンへ
   夕方の市内散策
   そして、夕食はBoylston通りにある
            居酒屋GYUHAMAへ

 さて、フライトは成田発12時、ということで、品川を
9時少し前に出る成田エクスプレスの切符をあらかじめ購入してた。
家を出たのは8時ごろ、タクシーで品川へ。20分前にはホームに
着いたので、まあちょうどいい時間だったのかな。
 成田では、スムーズにチェックイン、手荷物検査、出国手続きを
終えた。あ、チェックインの際、米国行きということで、
トランクの中を丁寧に調べられたよ。これ、いつも忘れるんだよね。
下着、7泊分、ビニールの袋に入れ、口を閉めもせず、入れて
おいたら、パンツがぽろっと出てきそうになり、慌てて袋の中へ
押し戻した・・・検査員が女性だったので、ちょっと恥ずかしかった。
うーん、次回はちゃんと袋の口をしっかり閉めるようにするなど、
トランクの内容の検査を受けても心配しなくていいような収納を
しないと・・・
 JALラウンジに着いたら、早速生ビール。おつまみ、クラッカー、
チーズなどを食べながら。そして、次に・・・と物色していたら
日本酒の四合ビンが冷えていたので、それをコップに、たっぷり。
ついつい、なみなみと注いでしまって、1合以上あったなあ。
秋田のお酒、出羽鶴酒造の飛翔舞というお酒、大吟醸だった。
美味しかったよ!しかし、昼間のお酒は効くねえ・・・酔っ払った。
酔っ払った勢いで、お土産用に日本酒1合瓶を1本、それにホテルで
必要になるかもと、おにぎり1個、パン1個を確保。それに、最後に
おにぎりを一つ、食べてしまった、おつまみ代わりに・・・ホントは
フライトに乗ったらすぐ昼食なのでラウンジでは食べてはいけないって
思ってたんだけど、酔っ払って、お腹がすいてきて・・・
 いい気持で機内へ。ポチはいつものように通路側の席。隣に外人の
ご夫婦が座った。カナダの人、みたいだった。ところが、前の列の
三つの席には誰も座っていなかったので、スチュワーデスさんに
断って、ポチは前の席に移った。結構、空席があったね、この便は。
 フライトでは飲みすぎないよう、日本酒はやめ、ビールに白ワイン
にしたよ。食事しながら、お酒を飲みながら、映画を3本、楽しんだ。
観た映画は、「TAXI NY」、「約三十の嘘」、「笑の大学」。
 「TAXI NY]は、ダメ刑事とレーサー志望のスピード狂の女性タクシー
ドライバが銀行強盗団を追う、まあ気軽に楽しめるアクションありの
コメディ映画だった。
 「約三十の嘘」、これは日本の映画。3年ぶりに結集した男女6人の
詐欺師がチームを組んで・・・詐欺には成功したが、帰りの寝台列車
の中で、大金が入ったスーツケースが無くなり、誰が盗んだか・・・
詐欺師どうしの騙し合いの駆け引き、同時に恋する気持の交錯も。
そして、大金は一人が持ち逃げしたものの、残る5人、お互いが
心の中に溜めていた想いを打ち明けて、みんながすっきりし、
心を通じ合い、前へ進み始める・・・まあ、大作ではないけど、
楽しかった。
 「笑の大学」、これも日本映画だったけど、面白かったなあ。
役所広司と稲垣吾郎の二人だけの映画、二人のやり取り、二人の心の
変化を楽しむ映画だった。いやあ、面白かった。
 あ、映画3本、続けて観たわけではなく、2本観たあと、少し
眠らねばと思って、寝ました。しかし、ぐっすりと言うわけにはいかず
短い眠りを何度か。3人の席が使えたので、少し横になったりも
したけど、あまり眠れなかった。多分、ホントに寝たのは1~2時間
でしょうね。そして、到着まで3~4時間のところで起きて、映画を
チェックしたら、たまたま「笑の大学」が始まったところだったので
ラッキーと思って観たんだ。そう、個人TVによる機内の映画は、
スケジュールがわからないから、最初から観るってことがなかなか
難しいんだ。でも、途中から観ると面白くないしねえ。うまく
最初から観られるときに観るようにしてるんだ。この辺り、何か
工夫できないのかなあ?それぞれの映画、あと何分で終わるとか、
次の放映が始まるとかの情報があれば、助かるんだけどなあ。
 そうそう、寝てるときに、スチュワーデスさんが飲み物を配って
くれていたので、起き上がってもらったら、オーロラが見えますよって
言ってくれた。で、窓際の席に移って外を見たら、うっすらと空が
シーツをひいたように明るくなっていた。カーテンのようなひだは
無かったし、カラフルではなかったけど、あー、これがオーロラかあって
しばらく見てたよ。いや、オーロラは初めてでは無いけど、まあ、
めったには見れないからね。あ、オーロラが見えたのは、離陸して
7時間から8時間のあたり、下は明かりがついてたから、もう米国か
カナダの上空だったと思うけど・・・
 いよいよ、ニューヨークのJFK空港に近づき、高度を下げているとき、
額がつっぱるような激しい痛みを感じた・・・気圧の変化が原因なのか、
こういうことは初めてで、怖かったよ。やや、高血圧気味だからかなあ。
どうなることかと思ったけど、何とか我慢してたら、少しずつ痛みが
和らいでいった。よかったあ。
 JFKに到着すると、早速米国の入国審査へ。両手人差し指の指紋と
顔写真を撮られたよ。まあ、そんなに待っている人も多くなかったので
スムーズに入国できた。そして、荷物をとって、税関を通り、入国。
で、そのすぐ横に、国内線乗り継ぎのための荷物の再チェックインの
カウンターがあったので、そこへ行った。ところが、ポチのスーツケース
のタグ、成田で預けたときにトランクにつけてもらったものが取れてた
ようで、そこでずいぶん待たされた。タグを別の事務所に取りに行って
もらい、あらためてつけてもらった。まあ、乗り換えの時間は
十分あるから、国内線に乗り遅れる心配は無かったけど。
 

 乗り継ぎのための
  再チェックインカウンター
 
 さあ、身軽になって、ボストンまでの国内線のゲートへ向かった。
ここ、ターミナル1は国際線ターミナル。広くて綺麗なターミナルだった。
 そうそう、昔、ここ、JFKで苦い思い出が・・・国際線ターミナルから
国内線ターミナルへの移動、専用バスがあるんだけど、その乗り場が
わからずタクシーに乗ったら、相当ボラレタことが・・・20年以上も前、
2度目の海外出張あたりだったかなあ。その後はトラブルは無かったけど
最近、何年前だったかなあ、またやられた。いや、空港の職員のような
制服を着ていたので、バス乗り場はどこですかって聞いたら、ついて来い
って言うからついていったら、タクシーへ。まあ、そのときは乗り継ぎ時間
も少なく焦ってたから、乗り込んだ。で、なかなか着かないので、時間が
少ないので急いでって言ったら、急いでくれた。でも、降りるときに
法外な要求!そんな馬鹿なって根拠を示すように言ったら、分厚い料金表
を出してきて、しかもポチが急いでって言ったから急いだのでExpress料金
だって。いや、おかしい、払わないって言って、車の外に出て、歩き始めたら
向こうが譲歩してきて、じゃあって半値以下に。いや、それも拒否したら、
さらにその半値以下に・・・まあ、未だちょっと高いかなあって思ったけど
正確には覚えて無いけど、50ドルくらい払ってきたような気がする。
 このような嫌な思い出があるJFK空港の乗り継ぎ、ホントは避けたかった
んだけど、いつも乗り継ぎに使うシカゴ空港は、この時期、雪のために
閉鎖されることもあり、ニューヨークの方がいい、というツーリストの
強い薦めでやむを得ず。
 でも、よくよく調べてみると、JFKに乗り継ぎのためのAirTrainというもの
ができた、ということだったので、今回はこのAirTrainを試してみることに。
到着は1階、AirTrainの矢印が、エスカレータを上がるようになっていたので
2階へ上がってみた。
 
 2階へのエスカレータ
 
 2階は出発ロビーで
   各航空会社の
   チェックインカウンター
   があった
 
 で、2階でちょっと建物の外に出てみた。出発する人が車でここに到着
するんだろうね。
 
 ターミナル1の
  2階の出入り口
 
 あ、これがAirTrainへの
  連絡通路、かな?
 
 AirTrainは
  このエスカレータ
  ということだったので
  3階へ
 
 3階から
  2階の各航空会社の
  チェックインカウンターを
 
 
 で、これがターミナル1から
  AirTrain乗り場への
  出入り口みたいね
 
 AirTrain乗り場への通路
 
 あ、AirTrainが見えた
 
 AirTrainの
  プラットフォームへ降りる
  エスカレータ
 
 AirTrainのターミナル1の駅
 
 AirTrainは、ターミナル間だけでなく、空港外へ行くものもあるので
注意しないといけないんだ。All Terminalsと行き先に書いてある
AirTrainに乗って、ポチが乗るボストンまでのアメリカン航空の
出発ゲートがあるターミナル9へ移動した。あ、AirTrainの駅としては
ターミナル8、ターミナル9は同じだった。
 
 ターミナル8/9の駅
 
 ターミナルへの連絡通路
 
 いやあ、実はここからが遠かった。延々と歩かされたよ。しかも、狭い、
工事中のような通路を・・・いや、ホントに未だ工事中だったね。完成
すればもっと近道ができるのかも。
 
 工事現場の通路みたいな
  ところを延々と歩いて・・・
 
 
 あ、建物の外の通路も
 
 そして、ターミナル9へ
   やっと到着
 
 ターミナル9は国内線のターミナル、古く雑然としたターミナルだった。
人も多かったよ。で、手荷物検査には結構長い列ができていた。まあ、
仕方が無いと思って並んだ。ここで、カバンの中のノートPCが見つかって、
それを取り出して、それぞれ再度検査された。そうそう、いつも思うんだけど、
靴を脱がされ、靴下で歩かなきゃいけないところは、じゅうたんか何か敷いて
欲しいなあ。そう思わない?
 そこを通過して、さあゲートへと急いで歩いていっても、ポチの
フライトの40Aのゲートが無い・・・41以降のゲートはあるんだけど。
おかしいなあ、ゲート40からこのウイングだと表示されていたんだけどなあ
って、また手荷物検査のところまで戻ってみると、手荷物検査のところの
横に狭い通路があって、そこにゲート40の矢印が!
 
 狭い通路に入ってみると
  確かにゲート40があった
 
 ロビーは下のフロアだった
  ポチの40Aゲートの
  ロビーもこの一角にあった
 
 ポチの乗った飛行機と同じ型
  100人乗りくらいの
  小型ジェット機だった
 
 さて、時間近くになると滑走路へのドアが開いて、搭乗手続きが始まった。
ポチもすぐにボーディングパスを見せ、外に出た。外は、小型機が沢山あって
どれに乗るのかわからずきょろきょろしてると、遠くの係員が手招きを
してくれて、やっと乗る飛行機がわかり、何人かの乗客と、手前の飛行機の
合間を歩いて行った。通路を挟んで2人席が左右にある、1列4人の25列、
100人乗りの飛行機だった。
 やはり小さな飛行機なので風や雲の影響を受けるのか、揺れが多く、
ちょっと心配だった。まあ、でもプロペラ機よりはいいのかも。
飛行時間は1時間弱だったかな。
 ボストンに着いたらすぐ荷物を受け取り、タクシー乗り場へ。空港には
ボストンの観光案内のパンフレット、何も置いてなかったなあ。残念。
 タクシーで20分くらいでホテルに着いた。そして、チェックイン。
24階のHilton会員専用のフロアの部屋だった。しかも、会員だから無料で
ビュッフェサービスの朝食が食べられるチケットをもらえた。ラッキー。
 
 ホテルの窓から
  早速近くを撮影
  屋根には雪が残ってるね

 (2枚目の教会のような建物は
  やっぱり教会であること、
  そして緑っぽい屋根の建物が
  シンフォニーホールだと、
  後で判明)


 
 
 ポチの部屋
  奥のベッド、
  窓際のベッドとソファ、
  電話などがある作業机、
  入り口脇の収納棚など
 
 
 
 まず、トランクをあけ、下着等をたんす(収納棚)に入れ、洋服類は
ロッカーにさげた。それから、街の散策に必要な、地図、傘、めがね、
カメラなどを肩掛けバックに入れて、早速、街の散策へ。もう夕方の4時
くらいだったので、有名なニューベリー通りを歩いて、何度か行ったこと
があるボストンコモン(公園)へ向かうことに。
 ホテルの横の細い通りを通ってマサチューセッツ通りに出て、その通り
沿いに歩くと、ニューベリー通りと交差。そこで、ニューベリー通りに
入った。
 
 ホテルの細い通りから
   出たところの
   マサチューセッツ通り
 
 ニューベリー通り
  人通りが多い
  道は凍ってるところも多く
  滑らないように注意したよ
 
 歴史のある建物みたいね
 
 あ、お寿司屋さん、見つけた
  でも、混んでたよ
  待ち行列ができてた
 
 これ、教会かな?
 
 ガラス張りのようなビル
  ジョンハンコックタワー
 
 このように教会が多いねえ  
 
 ボストンコモンに着いた
  雪が積もって
  真っ白だったよ
 
 ここにも教会が
 
 雪原の向こうに
  夕日が当たるビルが見える
  あ、手前は池が凍ったもの
 
 リスが雪の上を走り回ってた
 
 ボストンコモンの
  池にかかる橋
  池が凍ってるから
  みんな池に降りてたけど
 
 ボストンコモンから
  教会の塔を
 
 ボストンコモンから
  ジョンハンコックタワーを
 
 
 ボストンコモンの
  池にかかる橋
  遠くのビル群には
  まだ夕日があたってる
 
 ボストンコモンから
  ニューベリー通りの
  1本隣の通りかな
 
 もう薄暗くなってきたので、夕食をと思いつつ、ボイルストン通りを
ホテルの方へ戻っていると、GYUHAMAというお店を発見!どんなお店か
ちょっと不安だったけど、思い切って入ってみることに。地下1階にある
お店だった。
 入ってみると、結構奥は広く、沢山のテーブルや座敷、カウンター
もあった。ポチはテーブル席を選んだ。メニューを見ると、結構高いって
感じだった。そこで、いろいろ食べるのはやめ、日本では食べられないもの
を食べることに。そこで、ソフトシェルクラブのてんぷら($12)と、
牛のたたき($10)を注文した。飲み物は、まずはビールということで、
ボストンの地ビール、サミュエルアダムズ($5)を飲んだ。で、冷酒を、
と思ったけど、これがまた高く、今回は熱燗(2合、$7.75)にしたよ。
 いやあ、注文をひかえておいてよかった。ソフトシェルクラブ、すごい
ボリューム!これだけでお腹一杯になったよ。牛のたたきも、12切れぐらい
載ってて、これも結構な量だった。今夜の夕食はこれで十分だった。
 
 GYUHAMA
  ボイルストン通りにあった
 
 
 いい気分になって、しかし足元には注意をしてホテルに戻ったよ。
そして、もうすっかりおねむになって、そのままベッドへ・・・
 
続き(2月6日)へ